春。と老犬の学習

ご無沙汰しております。
ドッグンピープルの今川です。

今年は、桜の花も満開！というタイミングで雨が降ってしまいましたね～。
お花見は楽しまれましたか？

桜が散ってしまうのは寂しいけれど
風に舞う花びらも綺麗だなあ日本にいてよかったなあ
としみじみ感じています。

そして、桜を見るのは難しいかなあ…と思っていた実家のぐう。
今も頑張ってくれていて今年も一緒に桜を見ることができました！
最近は食欲も出て、減ってしまっていた体重も戻ってます。
…というか戻ってさらに超えてしまいそうです。汗

９月からずっと高かった肝臓の数値も先日の検査ではほぼ正常値。
もちろん病気は数値だけでは判断できませんし
肝臓の腫瘍や認知症が無くなったわけではなく
オムツ男子姿は変わりません。
時々発作のような症状も出ます。

でも、まだパクの後を追いかけて嬉そうに走るし散歩のにおいチェックも入念です。
どんどん大らかになって、老いてもさらに愛おしい姿になっておりますよ。

９月に入院してから今までずっと続けてきた自宅での皮下点滴。
初めの頃は嫌がることもあり可哀想なことをしましたが
とにかく点滴の時には毎回美味しい食べ物をあげるようにしていました。
食べない時期は刺身、美味しいお肉、プリン、ケーキ…
なんでも良いので食べるものを探して。

そして７ヶ月近くなった今では…
点滴の準備を始めるといそいそと点滴をする場所に行って
催促して待つようになってます（笑）
その点滴も、もう数値がよくなったので頻度をぐっと減らしてよいそうです。

ぐうはもうすぐ１６才。
来年の桜が一緒に見られるかどうかはわからないけれど
一日でも長く美味しいものを食べて
のんびり過ごしてくれたらよいなあと思います。

今さら言うのもなんですが…
続けることって大切ですねぇ。犬ってすごいですねぇ。
『点滴＝いいこと（美味しい食べ物）』と
１６才の犬でも続けてあげればちゃんと学習して覚えてくれる。

わかってはいるけれど、コツコツ続けることって本当に難しい。
私も自分のことだと３日も続かないかも。汗
現実的に、どうしたら続けられるのかを考えるべきなのだと思います。

ところで、最近お年寄りに少し優しくなった
もうすぐ１０才になるうちのイヌ。
こんなことになっても怒らなくなりました。

以前はぐうに踏まれたりぶつかられたりしてさんざん文句垂れてましたが
『いちいち怒っても無駄』とこれまた学習したらしい（笑）

犬たちはいくつになっても学習する。
ヒトも頑張らないと！と思う雨上がりの春の日でした。